〈パティスリー・サダハル・アオキ・パリ〉青木定治シェフ バレンタイン スペシャルインタビュー

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今年もバレンタインシーズンが到来。もともとの「女性が男性にチョコレートを贈る」という日本独自の習慣から派生して、「チョコレートの祭典」として、世界的なショコラトリー、ショコラティエのチョコレートを食べ比べて楽しむのが最近のトレンドです。
今年はいったいどんなチョコレートと出会えるのか、毎年楽しみにしている人も多いのでは?
今回「THE SCRAMBLE」では、そんなバレンタインの「今」について、
常に新たな視点で世間を驚かせ、わくわくさせるスイーツを生み出し続けている〈パティスリー・サダハル・アオキ・パリ〉の青木定治シェフにお時間をいただき、じっくりとお話を伺ってまいりました!

日本は空前のチョコレートブーム。
ところで「美味しいチョコレート」って何ですか?

青木定治シェフ

普段はパリに拠点を構え、生活をされていらっしゃる青木シェフ。
「パリではバレンタイン=チョコレートのイメージはないですね。むしろ日本人のチョコレート熱にみんな驚いて、自分に「日本ではどんなチョコレートが人気なのか」なんて聞いてくるほどです。でも、せっかく世界中の様々なチョコレートが試せるとても貴重な機会なので、ポジティブに捉えて楽しんだほうがいいと思いますね。」

しかし、あまりのブランド数や商品の量に、選ぶにも一苦労なんですが・・。
チョコレートを買う時にどんなことをポイントに選べばよいのでしょうか?
「チョコレートに使われているカカオなどの材料は、その年の天候などによって状態が違うため、チョコレート自体の味が年によって変わるのはよくあること。だから去年自分の口に合わなかったものが今年は合うってこともあるんですよね。
ショップの人と“今年のカカオどうでした?”なんて会話を交わしながら、マルシェ(市場)で買う感覚でチョコレートを楽しんでいただければベスト。
美味しいチョコレートの見分け方ですが、見極めるポイントは“ツヤ”。
カカオバターをはじめとする成分が均一の状態になっているチョコレートは、ツヤがあって美味しい。表面がプラスチックのように光沢感のあるチョコレートを選ぶと外れがないですよ。
あとは、食感。噛んだ時にパキッと割れてしまうのではなく歯が「ズッ」と入っていくのは、良質なチョコレートのサインです。」

総力を結集した自信作。
五感で味わってお召しあがりください。

〈パティスリー・サダハル・アオキ・パリ〉では今年、究極のレシピに対して常に忠実な商品を作り続けるために、温度が0.00℃まで測れるという超精密な新マシンを導入。
そんな最高の環境で生み出された自信作がこちら。フランス・パリの品評会にて最高位を受賞したという「クリオロ」「パッション」「フィグプラリネ」「ユズ」の4種類がすべて味わえるという2016年の新作が登場します。

パティスリー・サダハル・アオキ・パリ

〈パティスリー・サダハル・アオキ・パリ〉AOKI2016・・・3,348円〈税込〉

ここまで手間と情熱をかけて送り出すチョコレート。
やはり、最高の環境で存分に味わっていただきたいですよね?
「まずは香りから。パッケージを開けたら、まずカカオの香りを楽しんでいただきたい。
食べ頃のチョコレートほど、いい香りを感じられると思います。
あとは、食べる時の温度も意識してほしいですね。チョコレートのおもな原料であるカカオバターは28℃前後で固まったり溶けたりするのですが、実は溶ける寸前の状態が一番美味しいんです。だから、チョコレートを冷蔵庫から出してすぐに食べるのはNG。部屋の室温を22℃〜24℃くらいに設定しておいて常温にしてから召しあがっていただくのがベストです。」

「渋谷という街は、
自分のキャリアのスタート地点。」

青木定治シェフ

現在、渋谷ヒカリエ ShinQs(シンクス)のB2Fに店舗を構えていらっしゃる青木シェフ。
今でこそ世界中を飛び回ってご活躍ですが、実はパティシエとしてのキャリアのスタートはここ、渋谷なんだそう。
「渋谷の老舗スイーツ屋さんの下働きから、僕のキャリアがスタートしました。
そこを飛び出してパリで修行したのですが、今でも渋谷は思い出深い街ですね。」

パティスリー・サダハル・アオキ・パリ
パティスリー・サダハル・アオキ・パリ

渋谷ヒカリエ ShinQs(シンクス)店頭のショーケースには、季節を問わず、まるでアート作品を思わせる目にも鮮やかなスイーツが並びます。
マカロンやケーキなど、もちろんチョコレート以外の商品も充実。バレンタインの贈り物としてチョコレートとセットで贈るとらに喜んでもらえそうです。

青木シェフが挑戦を続ける新しいスイーツは、どんな風に渋谷の人たちの舌を楽しませてくれるのでしょうか?今後の活躍から、目が離せません!

青木定治
1968年東京都生まれ。’91年に単身渡仏。
2001年パリに「パティスリー・サダハル・アオキ・パリ」を開店。現在、パリに4店舗、日本に6店舗を構える。その商品のモダンさと同時に昔ながらの伝統的な納得の味と地元っ子に喝采を浴び、今では誰もが認めるフランスのパティシエとして、その人気は定着。 ’07年、ルレ・デセール(世界最高峰の菓子職人の組織)のフランスメンバーとなる。’11年、フランス最優秀パティシエ受賞、農林水産省料理マスター受賞、サロンドショコラアワード受賞、パリ市長賞受賞。フランストップ5ショコラティエに選出される。 ’14年、パリにて4年連続ショコラの5つ星獲得。「LES INCONTOURNABLES」を受賞。現在、世界で最も注目される日本人パティシエの一人。

パティスリー・サダハル・アオキ・パリ
東京都渋谷区渋谷2-21-1 渋谷ヒカリエShinQs B2F
Tel.03-6434-1809
営業時間10:00〜21:00
不定休

※記事の内容は公開時点の情報です。価格等の情報については変更している可能性がありますのでご了承ください。
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