渋谷という街の今日の一杯 Vol.3 「BAR IRIEのフレッシュの柿のカクテル」

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エネルギッシュなムードが漂う渋谷も、夜になればどこからともなく大人が集まり、渋谷という街にひっそりと酔いしれます。
渋谷という街にはどんな一杯が合うのでしょうか。今晩のお店のバーテンダーに聞いてみましょう。

「BAR IRIE」は京王井の頭線渋谷駅、西口のガード下のすぐ近くのビルの地下一階。
昼夜問わずににぎわい、老舗のお店の多いエリア。
このビルに、Barがあるの……? とドキドキしながら地下へ降りると、重厚なドアが。
さらに緊張しながらぐっと扉を押し込む。

今夜のバーテンダー金子さん。金子さんに今の渋谷に合うカクテルをオーダー。
無駄のない動きで作られた、今日の一杯は……。

「オリジナルカクテルの“フレッシュの柿のカクテル”です。
この界隈みたいに古い街並みも残しつつ、若い人の街です。柿は若さの象徴として使用しました」

鮮やかなオレンジ、一口飲むととろっとした柿の甘さに驚きつつ、スムースな喉越しが緊張をほどいてくれる。

「諸説ありますが、昔は和菓子の甘さの基準が柿だと言われるくらい、甘みのある貴重な果物だったようです。その甘さに若さを重ねてもいます。

ウォッカと、炭酸で口当たりをさらっとさせているので、飲みやすく、女性の方にぜひ飲んでいただきたいです。
今ならシャインマスカット、パイナップル、梨を使ったカクテルを、もう少し寒くなってきたら柚子もおすすめです」

街並みとのギャップがある、重厚感のあるバーに臆していることを伝えると、
「うちのお店はお客さまに恵まれていて、騒がしい人はいらっしゃいませんし、幅広い年代の方が純粋にお酒やシガーを楽しみにいらっしゃいます。
確かにこの雰囲気で緊張しないで、という方が難しいかもしれません。それでもうちはメニューをお出ししていますし、好みを言っていただければご提案もできますから、ぜひ気軽に声をかけてください」

普段はジャズが流れ、常連のお客さまがジャパニーズウィスキーを愉しむ姿や、BarIRIEの名物のカレーを目当てにくるお客さま、初めてのシガーを楽しみにくる人など、渋谷らしいいろんな人の姿を見ることができる。

その場を雰囲気とお酒を楽しむ。
バーの楽しみ方の原点を味わえるバーなのかもしれない。

「Bar IRIE」
http://www.bar-irie.com/index.html
営業時間 18:00~26:00
定休日 日曜・祝日
電話番号 03-3461-2390

◆渋谷という街の今日の一杯 Vol.1 「Bar AdoniSのIris Village」
◆渋谷という街の今日の一杯 Vol.2「セルリアンタワー東急ホテル ベロビストのメロディアーナ」

※記事の内容は公開時点の情報です。価格等の情報については変更している可能性がありますのでご了承ください。
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この記事を書いたライター
高橋優璃
高橋優璃
Yuri Takahashi
出版社の女性向けメディアにてWEBディレクターとしてSNSやビューティ、占いコンテンツなどを担当。 その後独立し、女性向けWEB媒体のエディター、雑誌のライター、大手企業のカタログエディットなどを手掛ける。
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