渋谷という街の今日の一杯 Vol.5 「Megan のウィスキー×ほうじ茶」

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エネルギッシュなムードが漂う渋谷も、夜になればどこからともなく大人が集まり、渋谷という街にひっそりと酔いしれます。渋谷という街にはどんな一杯が合うのでしょうか。今晩のお店のバーテンダーに聞いてみましょう。

「Megan bar&patisserie」は渋谷の並木橋交差点近く、「渋谷ブリッジ」内にある、バー&パティスリーショップ。大きなファサードから覗くクリーンなお店です。

今夜のバーテンダーは荻島渉さん。荻島さんに今の渋谷に合うカクテルをオーダー。「渋谷はおもしろい街だと改めて思います」と話す荻島さんが作る、今日の一杯は……。

「こちら“ウィスキー×ほうじ茶”。ニッカグレインウィスキーに、ほうじ茶を組み合わせたオリジナルカクテルです。さらにアマーロというイタリアのビター系リキュールを足して、レモングラスを添えています」

ウィスキーのふくよかな味わいの後に、ほうじ茶の香ばしさが追いかけてくる。その香ばしさに驚き、もう一口味わえば、もうその味わいにハマる。これはすぐに酔ってしまいそうだ、と思わず笑ってしまった。

「ほうじ茶は渋谷の幻幻庵のものを使用しています。幻幻庵はお茶をもっとカジュアルに、ストリートでお茶を飲んでもらえるようになりたいという願いを込めて、渋谷にお茶屋さんを開きました。そんな想いに共感し、Meganも気軽に立ち寄ってもらいお酒を楽しんでもらいたい、と思い考案したカクテルです」

舌が慣れると、ほのかなレモングラスのさわやかさを感じる。お酒好きのあの人に教えてあげようと思う。

銀座のブランドバーにいた荻島さん。渋谷に来て5ヶ月ほど。最初はお客さまの幅の広さに驚きを隠せなかったそう。

「人種も職種も年齢も皆さんバラバラ。好みも味わい方も違う。正解がない街ですね。臨機応変さを求められることが多い。改めてなんておもしろい街なんだろう、と思いました」

上の階にあるホステルに宿泊し、日本らしいカクテルを楽しむ外国人。ビジネス利用のサラリーマン。ほろ酔いで来るグループや、ひとりでワインを楽しむ女性。Meganに来る人は、それぞれの目的を目指してやってくる。それがなんだか居心地がいい。

Meganにはパティスリーも併設されている。オーセンティックで美しいケーキを無視することができない。

「ケーキとお酒のペアリングもおすすめしたいですね。今日のカクテルならモンブランと合うと思いますよ」

誰かと一緒に来たいと思ったけど、やっぱりやめた。きれいなケーキとお酒の甘くて罪深い夜は、私だけの内緒の時間だ。次はいつにしよう。渋谷川沿いの道のりを歩くのが待ち遠しい。

「Megan bar&patisserie」
https://megan.jp/
営業時間
朝食 8:00〜11:30
昼食&ティータイム 12:00〜17:00
ディナー 17:00〜00:00
※23:30ラストオーダー
※日曜日は17時以降クローズ
パティスリー 10:00〜18:00
住所 東京都渋谷区東1-29-3 SHIBUYA BRIDGE B棟1F
電話番号 03-5962-7648

◆渋谷という街の今日の一杯 Vol.4 「The SG Club のメロンクリームソーダ」
◆渋谷という街の今日の一杯 Vol.3 「BAR IRIEのフレッシュの柿のカクテル」
◆渋谷という街の今日の一杯 Vol.2「セルリアンタワー東急ホテル ベロビストのメロディアーナ」

※記事の内容は公開時点の情報です。価格等の情報については変更している可能性がありますのでご了承ください。
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この記事を書いたライター
高橋優璃
高橋優璃
Yuri Takahashi
出版社の女性向けメディアにてWEBディレクターとしてSNSやビューティ、占いコンテンツなどを担当。 その後独立し、女性向けWEB媒体のエディター、雑誌のライター、大手企業のカタログエディットなどを手掛ける。
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