2月14日(木)バレンタイン当日まで東急東横渋谷店西館8階の催事場で開催中の「ショコラ・スクランブル」。
大切な人へ贈りたくなるプレミアムブランドの贅沢な一粒や、自分へのご褒美に食べたくなる人気ショコラティエのこだわりの一粒を見つけてみませんか。なんと今回、渋谷地区最大級の約50ブランドがこの催事場に集結しています。
今年のテーマは「Emotional Parade」。情熱、感性、味わいの組み合わせなど、つくり手の想いや背景にこだわったショコラが勢ぞろいです。その中でバイヤーが「これぞ!」というものを記事でご紹介していきます。
【インスタ映え以上?!見た目も味もプレミアムなショコラ】
“チョコレートは人を幸せにする”という信念のもと、チョコレートの本場・デンマークでつくられている〈ピーターバイヤー〉のチョコレートが約80年ぶりの新フレーバー「ルビー」は、話題のルビーカカオでつくられています。
果汁・着色料なしの100%カカオなのに、天然のピンク色とベリーのようなフルーティーな酸味。ここでは、そんなルビーカカオだけが詰まった贅沢な「ルビーコレクション」(5個入り、2,301円 以下すべて税込)が登場。
世界13ヵ国のカカオ農園から取り寄せた選りすぐりのカカオ豆を、産地と含有率ごとに分けたタブレットチョコ「ワールド・オブ・チョコレート」(45g、1,200円)も必見です。
太陽系8惑星をモチーフにした球体のボンボンショコラで有名な、大阪の〈ショコラブティック レクラ〉からは今年、12星座をモチーフにしたショコラ・プラネタリウム「星空の輝き」(13個入り、4,104円)が新しく発売されました。
手でひとつひとつ地表を描いた地球(ショコラ)を中心に、火・水・地・風の4つのエレメントと星座からインスパイアされたボンボンショコラが放射線状に箱に入っています。
例えば、2月のみずがめ座は、順応性があり、動きのある「風」をイメージした爽やかなレモンの味わいのガナッシュ入り!など、12種類異なる味を楽しむことができます。
味はさることながら、アフターユースしたいオリジナルボックスにも注目です。
【チョコ×○○? ショコラティエ以外の専門家が本気でつくるチョコレートギフト】
京都・宇治で生まれた金平糖ブランド〈星果庵〉。熟練職人の手によって丁寧に仕上げられた小さな金平糖がチョコレートで包まれています。
甘い×甘いでどうかしら?と疑いながら口に入れてみると、カリッとサクッの中間、繊細な噛み応えの後に、口の中に広がる豊かなフレーバー……。一粒でも満足する甘い口当たり、なのに手が伸びてしまう軽い食べ心地。
いちばん人気はいちご!日本ならではのごま、香りがふわっと広がる紅茶もおすすめです(30g、648円)
早く贈り相手に見せたくなる、アールヌーヴォー調のデザイン缶でラッピング不要!味で選ぶか、缶のデザインで選ぶか……乙女心に悩みはつきものです。
食後はデザートの代わりに赤ワインとチョコレート……外食では格好つけがちな筆者の個人的なイチオシがこちら。
日本最古のワイナリー「まるき葡萄酒」監修する〈プレスキルショコラトリー〉の、旨味の凝縮されたワインと掛け合わされたボンボンショコラ&フォンダンショコラです。
洗練されたデザインは見目麗しく、期待感が増すばかり。
こちらは白ワイン入りの「ボンボンショコラ ラフィーユ」(8個入り、2,284円)。
ワインがガナッシュに溶け込んでいるため、チョコレートのくちどけを舌で堪能した後、体温で温められて、揮発したワインの風味が喉の奥から鼻へ駆け抜けます。赤よりも淡泊な味わいの白ワインでも負けずに主張しているのは、40年熟成させた希少な古酒をブレンドしているから。
赤ワインを使用した「フォンダンショコラ」(1,350円)は、葡萄「甲斐ノワール」のスパイシーな香りと赤ワインならではの旨みが、幸福感と一緒にはじけます。
“大人になってよかった”と心から思えるショコラがここにあります。
生はちみつ専門店〈MY HONEY〉が手掛けているのは、カカオと天然・非加熱のはちみつだけでつくる、オリジナルチョコレートブランド〈BOUDDICA〉。
できたてほやほやの新作「ハニーショコラサンド」(3個セット、1,490円)は砂糖・小麦粉・添加物・乳製品を使わず、1枚ずつ手づくりしているチョコレートクッキーです。
口の中でほろりと米粉でできたクッキーが崩れ、とろりとしたチョコレートと溶け合い、繊細なブラウニーのような食感を楽しめます。はちみつの甘みとカカオの濃厚なコクがマッチし、大人な味わいに。“ダークチョコレートだとカカオすぎる、ミルクチョコレートだと甘すぎる”というワガママな舌を持つ筆者としては、この絶妙な甘みに感動!
2月14日(木)バレンタイン当日まで開催中の「ショコラ・スクランブル」ですが、今回ご紹介したのは、ほんの一部!
すべてチョコレートのはずなのに、まるでデザートのフルコースを頂いている感覚で、プレシャスな時間を過ごすことができました。「これはあの人にあげたい!」とプレゼントする相手を自然と思い浮かべてしまうのも、職人たちの想いが届いた証拠なのかもしれません。でもあまりに美味しすぎて、自分でも食べたい!なんて考える人も多そう……。
ぜひバレンタインを口実に!
この一年に一度、食べる芸術作品が集うこのイベントを、友人と、大切な人と、はたまたひとりでも!楽しんでくださいね。
【SHIBUYA ショコラ♥スクランブル】
https://www.tokyu-dept.co.jp/valentinesday/
1月31日(木)~2月14日(木) [最終日は20:00閉場]
渋谷駅・東急東横店 西館8階 催物場