「いま知りたい、“お祝い返し”のいろは」『マナーのいろは Vol.1』

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

実はよく知らない、マナーのあんなことやこんなこと。知っておけばきっといつか役に立ちます。アップデートされたマナーのいろはについて一緒に学びましょう!

真名:あ、あなたはどちら様ですか……?

折目:折目正子(おりめまさこ)よ。よろしくね、真名守代ちゃん。

真名:(どうして名前を……)

折目:早速だけど、「お祝い返し」って知ってる?

真名:ギクっ! 実はあんまりよく分かってなくて。

折目:結婚式や披露宴に来れなかった方が、結婚のお祝いを送ってくださるケースがありますね。その時に、お祝いを頂いた感謝と、幸せのおすそ分けという意味も込めて、「お祝い返し」という慣習があるのよ。

真名:そうなんだ、まだ結婚式にしか出席したことなかったから知らなかったなぁ。お姉ちゃんからリサーチしておいて、とは言われたけど、友だちへのプレゼントみたいに考えちゃダメですよね……。

折目:そう、大正解よ。まずは「お祝い返し」の基本から説明するわね。

結婚のお祝いを頂いたら、1ヶ月以内にお返しをするのがマナー。頂いた方のパーソナリティを考慮して、お返しの品を選ぶのも大人として大事なことよ。

真名:確かに私独身なのに、ペアの物をもらうと困っちゃうかも。

折目:そうね。性別や独身・既婚も選ぶときの大事なポイントよ。

真名:掛紙もつけますか?

折目:結婚のお祝い返しには専用のものがあるの。内祝と書いてあって、紅白10本、結び切りの掛け紙を選ぶこと。名入れもいろいろあるんだけど、最近は連名でフルネームを入れるケースが多いかしら。

お祝い返しの金額の相場だけど、一般的には「半返し」と言って、頂いたプレゼントの半額を目安にすることが多いわ。

真名:どんな人からもらったかで、お返しの品を変えたほうがいいですよね。

折目:3パターンくらいが考えられるわね。

①会社の同僚から連名でもらった場合

②遠方に住んでいる友人からもらった場合

③都合で披露宴に出席できなかった親戚の場合

まずは……

①会社の同僚から連名でもらった場合

折目:人数が多いので、みんなで共同出資することで、少し値の張る物をプレゼントできるとあって、よくあるケースじゃないかしら。

真名:私も会社でよくやってる!

折目: 1人500円〜1,000円程度の予算で、日持ちのする、個包装の焼き菓子や、入浴剤、ハンドタオルをお返しするのがベター。最近はメッセージカードをつけることができる品もあるわね。

〈洋菓子舗ウエスト〉「プチギフト」 ヴィクトリア1個+アーモンドタルト1個(個包装)443 円(税込)
※30個以上からの受注生産品、お持ち帰りの受け取りのみ

②遠方に住んでいる友人からもらった場合

折目:この場合は、披露宴で私た引き出物をお返しすることもあるわ。その分を考慮して、少しだけ引き出物を多めに頼む人も多いわね。
または高級ブランドの紅茶セットも人気。あまり自分では買わないようなものを選ぶのもおすすめ。

〈マリアージュ フレール〉 「紅茶の贈り物」
マルコ ポーロ、アールグレイ フレンチ ブルー、ダージリン プリンストン
各50g缶入り 5,000円(税込)

③都合で披露宴に出席できなかった親戚の場合

折目:この辺りが少し難しいわね。
父母を通じて親戚からお祝いをいただく場合、高額なケースも想定できるわね。

真名:さっき半返しって言っていたけど、もし10万円やそれ相当のお祝いを頂いたら、5万円も返さなくちゃいけないってことだよね(汗)。

折目:いえいえ。目上の方からのお祝いは「新生活頑張ってね!」という応援の意味を込められている人も多いから、逆に半分も返されてしまうと、困惑されてしまうかも。
そうね、だいたい1/3、多くて2万円程度のお返しをするといいと思うわ。

真名:そうなんだ、ちょっとびっくりしちゃった。

折目:引き出物+好みに合いそうなお菓子や、調味料の詰め合わせ、ご夫婦ならスズでできた箸置きも候補に入れてもいいかも。

〈能作〉「箸置 結」5個セット 5,500円(税込)

真名:避けるべきものってありますか?

折目:そうねぇ、個性的なものよりは日常的に使いやすいものや、お菓子などの食品がやっぱりいいかしら。

真名:個性的なもの……。

折目:例えば手作りの品や、置物かしら。その人の趣味嗜好がバッチリ分かった上でだったらいいんだけど、お家にお邪魔したことのない関係だったら、避けたほうがいいわね。

真名:なるほど〜。

商品取扱店舗
洋菓子舗ウエスト
渋谷東急本店 地下1階  
03-3477-3580

マリアージュ フレール
渋谷ヒカリエ ShinQs B2
03-3797-1854

能作
渋谷東急本店 6階 特選和食器売場
03-3477-3434


イラスト:みき尾 取材:高橋優璃

※記事の内容は公開時点の情報です。価格等の情報については変更している可能性がありますのでご了承ください。
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
この記事を書いたライター
高橋優璃
高橋優璃
Yuri Takahashi
出版社の女性向けメディアにてWEBディレクターとしてSNSやビューティ、占いコンテンツなどを担当。 その後独立し、女性向けWEB媒体のエディター、雑誌のライター、大手企業のカタログエディットなどを手掛ける。
執筆記事一覧