【60分バックパッカー】歩こうよ! ディープでホットな代官山

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子どものころ、僕らはみんな旅人だった。想像の翼を生やして目をつむれば、パリの路地裏にだってウガンダの湖畔にだって飛んで行けたのだ。今は旅に行きにくい? いやいや、仕事の合間のたった60分でいい。想像力と好奇心を携えて仕事場を飛び出せば、見慣れた街が旅先になる。さぁ、ひとときの小さな旅に出かけよう!

いざ、代官山!

買い物で代官山に来たのなら、駅から蔦屋書店の方向へ足を進めたくなる。けれど、今日は線路沿いの坂を下りていくことにする。なにせ僕らは旅人なのだ。ガイドブックにのってないディープなスポットの予感はこっちからするぞ。

「代官山」という言葉が持つハイソなイメージを脳内からとっぱらって、旅人になった気分で歩いてみれば、街のそこここに人々の生きた痕跡が刻まれてる。ほら、こんな落書きだって、2万年後にはラスコーの壁画みたいにすごい歴史的意義を持ってるかもよ?

少し坂を下りると、なにやら目線を感じるぞ。みれば、たくさんのマトリョーシカたちが店内にズラリ。雑貨屋「JOHNNYJUMPUP」には、本場ロシアで買い付けたマトリョーシカやチェブラーシカグッズがあふれてる。マトリョーシカって、開けて出てくる人形たちを全部あわせてひとつのストーリーになってるんだって。

江戸時代の旅人が茶屋で一服したみたいに、旅のお供にお茶ってのも一興だ。日本茶スタンド「TEA BUCKS」で、厳選された茶葉でオーナーが淹れてくれたお茶をテイクアウト。街ゆく人がコーヒーを飲むなか、自分はお茶でふぅ〜っと一息。ちょっと優越感にひたっちゃったりして。

鉢山中学校東交差点から、八幡通りの脇に伸びる小道に入っていくと、アパレルショップやコーヒースタンド、たこ焼き屋など、カルチャーの香りがただよう店があちこちに。この鴬谷町のあたりは、地元の方からは「裏代官山」と呼ばれてるらしい。「裏」って、旅人ごころをくすぐるコトバだよね。

小腹がすいてきたな〜と思ったら、いいところにハンバーガー屋があるじゃないの! この「GREEN LIGHTS BURGER」では、身体に優しい牧草牛やソイミートを使ったバーガーがいただける。バンズをオプションのあぶらあげに変えてもらったら、オリジナルバーガーの完成だ。これがまた、サクサクした食感とジューシーさがたまらない。

いけない、そろそろ駅前のカフェで打ち合わせの時間だ。渋谷駅に向かうため、ドラマやPVでもよく使われる四反道跨線人道橋を渡ると、夕日がビルを赤く染めていた。エジプトのピラミッドの向こうに沈む夕日も綺麗だろうけど、今日の夕日もなかなか悪くない。エジプト、行ったことないんだけどね。

本日の60分の旅、これにて終了!

60分バックパッカーの散歩コース 〜 in 代官山〜

A:代官山駅
B:JOHNNYJUMPUP
C:TEA BUCKS
D:GREEN LIGHTS BURGER
E:四反道跨線人道橋
F:渋谷駅

※記事の内容は公開時点の情報です。価格等の情報については変更している可能性がありますのでご了承ください。
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この記事を書いたライター
山中 康司
山中 康司
生き方編集者
「人生の物語」をテーマに執筆、撮影、編集、カウンセリングなどに取り組む。関心領域はキャリア、ライフスタイル、ソーシャル、ローカルなど。散歩の合間に働くライフスタイルを実践中。 note→https://note.com/kojiyamanaka
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