寒い時期の強い味方! シルクの良さをメーカーに聞いてみた

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つやつやと光沢があって。とろけるような肌触りで。すきとおるように薄くて。しっとりしなやかで。そんな「シルク」は今、インナーやパジャマ、ブラウス、着物、タオル、マスクなどバラエティ豊かに登場している。

女性誌でもビューティーツールとしておなじみで、現代の美容マニアたちはもちろん、なんと古くはクレオパトラや卑弥呼も夢中だったらしい。すごいぞ、シルク。でも、ナニがそんなにいいの? その魅力と人気のワケを、プロフェッショナルに聞いてみました。

シルクブランド〈コクーンフィット〉の秘密基地に潜入!

シルクトータルブランド〈cocoonfit(コクーンフィット)〉。これを手がける砂山靴下のショールームへ!
砂山靴下で〈コクーンフィット〉を担当する企画の松浦さん(画像・左)と営業の伊藤さん(画像・右)

砂山靴下に入社して以来、シルクの魅力にとりつかれ、奥深い沼にどっぷりハマったという松浦さんと伊藤さん。シルクの魅力をめいっぱい教えてくれました。

これが「シルク」! 世界にはいろんな蚕がいるのだ

――松浦さん、伊藤さん、そもそもシルクってなんですか?

松浦さん:シルク(絹)は蚕のまゆからとった繊維で、木綿・麻・羊毛に並ぶ“4大天然繊維”の一つです。

これがシルクのもと、お蚕さんのまゆ! ふわふわで羽のような軽さだ
世界にいろんな種類がいるお蚕さん

松浦さん:お蚕さんは、極寒の雪原にも灼熱の砂漠にも広く生息しています。過酷な環境下でも、まゆの中の蚕を守っているのです。シルクは、どんな蚕のどんなまゆから糸をとるかによって、風合いが変わるんですよ。

シルクは“捨てるところなし”!? どうやってできるの?

松浦さん:シルクづくりは、蚕が吐いた糸でできたまゆをほどいて、細い糸をひきだし、それをよりあわせて糸に仕上げていきます。細糸は、短い糸をひきだして作られます。

生糸で作られる着物がなめらかで光沢があるのに対し、細糸は素朴な風合いが特徴。一概にシルクと言っても、さまざまな風合いの糸になるんですよ。

シルクの糸1kgを作るには、およそ5kgものまゆが必要とか。だから高級なのね!

シルクは、糸によって風合いが変わる!

伊藤さん:シルクは、つむぐ回数を経るほど、なめらかでツヤツヤした糸からポコポコとした風合いの糸へと変わっていきます。たとえば、ほら、こんな感じに。

伊藤さん:シルクといえば高価なイメージがありますが、糸の種類によって実は価格帯もさまざま。絹紬糸やエコシルクのアイテムを選べば、よりお手頃な価格でシルクの魅力が楽しめますよ。

こちらはまるで毛糸のよう。昔ながらの製法でゆっくりと編まれたという「足首ウォーマー」(1320円・税込/画像・左)。素朴な風合いの「レッグウォーマー」(1980円・税込/画像・右)

――さあ、ここからは世界中の人をとりこにするシルクの魅力を教えてもらいましょう!

【シルクの魅力1】肌への刺激が少ない! 赤ちゃんにもぴったり

松浦さん:私はとても肌が弱くて、肌荒れを起こしやすいのですが、シルクなら大丈夫。とってもやさしい着心地なんです。そのヒミツは、シルクが人間の皮膚のたんぱく質に近い成分でできているから。肌に近いアミノ酸で構成されていて、触れる肌をやさしく保湿しながら守ってくれるんですよ。

こちらは、累計30万枚のロングセラー「おやすみマスク」(1980円・税込)。就寝中の肌や喉を乾燥から守ってくれる
シルクは肌への刺激が少ないことから、手術用の糸にも使われているのだ

【シルクの魅力2】夏さらさら、冬ほっこりの“着るエアコン”

伊藤さん:吸湿性、放湿性にすぐれているシルクは「呼吸する繊維」ともいわれているんですよ。ぼくも毎日シルクの靴下を履いてるのですが、驚くほどムレません。

伊藤さんがオススメだという「2重編みソックス」(1650円・税込)。内側はシルク、外側はコットンになっているのだ

伊藤さん:糸の中に空間があり、湿気を吸湿・放湿できるんです。しかも、空気をたくさん含むことからふんわりとして温かいところもオススメです。

松浦さん:薄いシルクの肌着を1枚着ていれば、冬場でも着膨れを防げます。ちなみに、シルクには抗菌・消臭効果もあるといわれています。お肌がさらっとして、暑い夏でも快適ですよ。

――夏でも冬でも快適に着られるなんて、まるで“着るエアコン”。夏用パジャマ・冬用パジャマも不要で、これ一枚で春夏秋冬いけちゃいそう。そらクレオパトラも夢中になるわ〜。

コチラは発売するや否や大ヒットしたアイデア商品「フィンガーソック」シリーズ(770円・税込)

伊藤さん:「フィンガーソックス」ではなく「フィンガーソック」。かかとまでないから「ソック」としました。これが当社のこだわりなんです!

これを履いてから、ストッキングや靴下を履くスタイルも人気だそう

【シルクの魅力3】“冷えとり”で体ポカポカ

松浦さん:最近はステイホームで、おうち時間を快適にしたい人々の間で“重ね履き靴下”のブームが再燃中です。重ね履き靴下とは、シルクと天然繊維の靴下を交互に重ねて履く靴下のこと。心臓から最も遠い足元を温めることが全身の温活に効果的なんです。

これが〈コクーンフィット〉のなかでも空前の大ヒットを飛ばした「4枚重ね履きソックス」(4180円・税込/4枚セット)

――4枚も履いたら、暑くなってムレそうな気も…。平気ですか?

松浦さん:全然へっちゃらです! 最下層のシルクが汗(湿気)を吸い、吸水性の良いコットンがそれを吸い上げ、その上のシルクがさらに吸い上げ、最終的に一番上のコットンが湿気を吸いあげるから、素足はさらさらなんです。

――なんと、まさに呼吸する繊維。その履き心地、気になります!

実際にシルクを使ってみた

ここからは、〈コクーンフィット〉の2アイテムを実際に試してみよう! まずは、コチラから。

段階着圧の「休足レッグサポーター」(2640円・税込)

着圧ソックスって、何度か買ってみたことはあるものの…締め付けがきつかったりムレたりして脱いじゃうことがほとんど。効果を実感できたことがなかったけど、今回は、なんと履いたまま半日以上を過ごし、そのまま就寝。朝までぐっすりでした!

薄さとしなやかさがちょうどいい
起きたときから足がポカポカ。元気に1日をスタートできた!

「フィンガーソック」も想像以上のはき心地

こちらは5本指の「フィンガーソック(カジュアル用)」(770円・税込)
ストッキングの下に履いてみると…

「フィンガーソック」はピタッとフィットして、まるで新しい肌を一枚まとうかのよう。ストッキングの下の爪先にしのばせてブーツで過ごしてみたら、足がまったくジメジメしない! 指の間のいやな汗も、全部吸ってくれているのを実感。

とくに、一番驚いたのは帰宅してブーツを脱いだときにニオイがないこと。これは快適! 価格も手頃で、赤ちゃんが使えるほどやさしい素材だから、友人へのプレゼントにしても喜ばれそうです。

最後に、シルクの魅力をまとめよう!

□肌に近い素材だから刺激がすくない
□天然の保湿成分で乾燥から肌を守る
□冬はポカポカ、夏はさらさら
□吸湿性・放湿性が高くてムレにくい
□抗菌・消臭効果があるとされる
□紫外線カットの効果があるとされる

最後に、注意点をひとつ。デリケートなシルクは摩擦に弱く、洗濯機でざぶざぶ洗うのはNG。紫外線に当たると黄色く変色するので、手洗いと陰干しがオススメだそう。

シルクを「さわってみたい!」と思ったらココへ

東急百貨店 渋谷・本店 4階に期間限定で出店中の〈フェアリークローゼット〉

〈コクーンフィット〉は、公式サイトで購入できるほか、〈フェアリークローゼット〉にも取り扱いがある。シルク素材を中心とした機能的なルームウエアを取りそろえており、実際にさわれるのはもちろん、シルクの魅力をたっぷりと教えてくれるラインナップ。興味がわいたら、ぜひ足を運んでみて!

〈コクーンフィット〉 公式サイト https://sunayama-socks.net/html/page88.html

東急百貨店ネットショッピングでも期間限定で取り扱い中
https://www.tokyu-dept.co.jp/ec/l/11J4j000000

【キャンペーン】
東急百貨店 渋谷・本店の〈フェアリークローゼット〉にて特別割引キャンペーンを実施中! 12月31日まで、この記事画面を店舗で提示すると特別な割引が受けられます。詳しくは売り場スタッフまで。

また、12/26(土)から翌年1月末までの1ヶ月間、渋谷ヒカリエ ShinQs5階「ザ・マーケットプレイス」にもPOPUP店舗を出店予定。どうぞお楽しみに。

※記事の内容は公開時点の情報です。価格等の情報については変更している可能性がありますのでご了承ください。
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この記事を書いたライター
矢口あやは
矢口あやは
Ayaha Yaguchi
6月14日、大阪生まれ。旅行・カルチャー系の雑誌やWEBを中心に、グルメ、文化、歴史、アウトドアなどのジャンルで活動。2014年に狩猟免許を取得。2019年からヨット専門誌『Kazi』(舵社)の海ガールとして連載がスタート。
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