【60分バックパッカー】奥渋で感性を刺激するお店めぐり!

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子どものころ、僕らはみんな旅人だった。想像の翼を生やして目をつむれば、パリの路地裏にだってウガンダの湖畔にだって飛んで行けたのだ。今は旅に行きにくい? いやいや、仕事の合間のたった60分でいい。想像力と好奇心を携えて仕事場を飛び出せば、見慣れた街が旅先になる。さぁ、60分の旅に出かけよう! 今回の旅先は奥渋谷エリアだ。

いざ、奥渋!

渋谷に行きたい。けれど人混みが気になって、ちょっとためらってしまう……。そんな方は、奥渋谷を訪れてみては? 「オクシブ」という呼び名で親しまれるこのエリアは、渋谷駅から歩いて10分ほど。東急百貨店 渋谷・本店の奥に歩みを進めると、センター街の喧騒が嘘のように落ち着いた雰囲気の街と出会う。

奥渋のメインストリートは、東急百貨店の横から神山町へと伸びるオーチャードロード。だけど、今日は猫みたいに路地裏を歩いてみよう。宇田川通りからだんだんと細くなる小道へ歩を進めると、むかえてくれるのが宇田川遊歩道だ。

この道は、かつては童謡「春の小川」のモデルとなった小川「宇田川」が流れていたんだって。「春の小川は〜♪」って脳内で再生しながら、かつての川の面影を探す旅をしてみるのも楽しい。

あの歌の歌詞にあるようなスミレやレンゲは今は見つけられないけど、遊歩道沿いはおしゃれな店が彩っている。

とくに少し道を折れたところにある3.7坪の複合型コンセプトストア「INN」 は見落とすべからず。「都市の普遍性の追求と都市の創発性」をコンセプトにした常設店と、期間限定の企画店、そしてラテスタンドがあって、小さいけれど発見は盛りだくさんだ。

ラテスタンド「THE LATTE TOKYO」の看板メニュー「トウキョウ・ラテ」(450円)をテイクアウト。限定生産の「東京牛乳」を使用したこだわりのラテだ。アート作品とコラボしたパッケージのカップを持って歩くと、足取りもゴキゲンになっちゃうな。

オーチャードロードに出てみると、本屋「SHIBUYA PUBLISHING & BOOKSELLERS」の目の前になにやらお洒落な店を見つけた。2020年11月にオープンした「style department」は、アパレル、雑貨、食器などを扱うショップ。この店が旗艦店になっているブランド「STILL BY HAND」をはじめ、洗練されたアイテムが揃っている。開放的な空間を活かして映画上映イべントなども開催してるみたいだから、今度参加してみようっと!

オーチャードロードを進むと、店先に並べられたチャーミングなアイテムたちが目に飛び込んできた。ここ「pivoine」は、暮らしにそっと馴染む雑貨店だ。

店内には服、作家小物、アンティーク、花、ベビー用品など、一つひとつ物語を感じるようなアイテムが所狭しと並べられていて、ワクワクするような、懐かしいような、不思議な感覚になる。お店の奥ではコーヒーや焼き菓子も提供してるみたいだから、今度お茶しにくるのもいいな。

カフェに雑貨にファッションに。疲れてしまうほど過剰な刺激じゃなく、だけれども退屈しない。ちょうどいいくらいに感性を刺激してくれる奥渋というエリア。やっぱり好きだなぁ。

本日の60分の旅、これにて終了!

60分バックパッカーの散歩コース 〜 in 奥渋谷〜

A:宇田川遊歩道
B:複合型コンセプトストア「INN」(THE LATTE TOKYO)
C:style department
D:pivoine

※記事の内容は公開時点の情報です。価格等の情報については変更している可能性がありますのでご了承ください。
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この記事を書いたライター
矢口あやは
Ayaha Yaguchi
6月14日、大阪生まれ。旅行・カルチャー系の雑誌やWEBを中心に、グルメ、文化、歴史、アウトドアなどのジャンルで活動。2014年に狩猟免許を取得。2019年からヨット専門誌『Kazi』(舵社)の海ガールとして連載がスタート。
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