ホームSHIBUYA Community > クリエイター専門のシェアオフィスってどんなところ?co-lab渋谷キャストの入居者にインタビュー Vol.7

SHIBUYA Community

クリエイター専門のシェアオフィスってどんなところ?co-lab渋谷キャストの入居者にインタビュー Vol.7

  • facebook
  • twitter
  • hatena

2018/5/9更新

複合クリエイティブ施設「渋谷キャスト」。その中に位置するクリエイター特化型シェアオフィス「co-lab(コーラボ)渋谷キャスト」は、IT系から映画監督まで、約150人ものクリエイターに利用されています。今回はD-MK代表の西森茂則さんに、シェアオフィス活用の実態と、渋谷の街に対する想いを伺いました。

D-MK代表 西森茂則さん

広告系制作会社から独立 隙間時間を実りのある時間に変える

Q1:簡単に経歴と、最近のお仕事の様子を教えてください。

D-MK代表の西森茂則と申します。専門学校卒業後、LEDビジョン用の映像制作会社、広告系の制作会社、広告代理店を経て、2016年に独立しました。現在はWEBサイトの制作、紙もののグラフィックデザインを主軸に、最近では映像制作も行っています。映像はWeb用が多く、主にFacebookなどのSNSやサイトへ埋め込んで利用するものがメインですね。直近ですと、某WEB動画メディアで構成から撮影・編集をさせて頂いています。

Q2:独立したきっかけは何ですか?

僕が在籍していた会社では、営業から制作まで「なんでも屋」的にすべてをこなさないといけませんでした。とはいえ、元々デザイナーを職種として選んだ理由は「話す」のが苦手だったから(笑)分業できる規模感のある会社ならば、デザインに没頭できて自分の今後の視野が広がるのではないかと考えて転職しましたが、そこでも状況は変わらず……。これなら独立した方が、むしろデザインの仕事に集中できるのではないかと考え、独立しました。

Q3:独立して感じるメリットはありますか?

時間を有意義に使えることですね。会社員だと日々の通勤、食事、仕事中の隙間時間などで時間の不自由さを感じることがあるかと思います。たとえば自分の作業は終わったけど、周りが仕事をしていて昼食を食べそびれたとか。自分で時間をコントロールすることで、ストレスも軽減されました。
隙間時間にセミナーに参加したり、最近ではJavaScript講座に通ったり、ポジティブな時間の使い方へと変えています。ひとりで仕事をしていると、積極的に情報を取りに行かなければいけないので。その分、土日もつぶれたりもしますが(笑)

(西森さんが手掛けたカレンダー(クライアント:株式会社マスメディアン))

Q4:デザイナーの仕事というのはどういったことをしているのでしょうか?オリジナルのアイデアやセンスが必要なのでしょうか。

「デザイン」というと、感覚的でセンスに頼る仕事をイメージされがちですが、デザインには商業的なものと、芸術的なものの二方向があると思っています。僕はどちらかというと商業的なデザイン、例えば会社案内のパンフレットや販促ツールをてがけることが多いですね。制作する上で考慮すべきトーン&マナーは業界や案件によって異なるので、感覚やセンスに頼ってつくるよりも、既に制作されたデザインから学び、適切なデザイン要素を積み上げていきます。本の装丁やCDジャケットなどのデザインが芸術系だとしたら、商業系は論理的な思考法でつくられることが多いのではないかなと思います。


シェアオフィスで時間を有効活用

Q4:渋谷キャストのシェアオフィスを利用しようと思ったきっかけはなんですか?

実は独立時からco-lab千駄ヶ谷を利用していたのですが、2018年1月からco-lab渋谷キャストへと移りました。理由としてはシンプルで、横浜の自宅から東横線1本で通えるから(笑)また、最近渋谷エリアの企業とのお取引が増えてきたことも理由のひとつです。

Q5:実際に利用して、使い心地はいかがですか?

現在、オープンスペース&フリーアドレスで使用できる「フレックス会員」として契約しています。デザイン・映像編集という仕事上、複数のモニターをつなげたPCを前に腰を据えて作業をすることが多いのですが、フリーランスを満喫するためにはオフィスを借りて通勤するのはつらい(笑)。 一方で取引先との打ち合わせも入るため、乗り換えが楽な渋谷駅ですと打ち合わせの合間にも自宅の外で作業ができるので、中継地点として使い勝手が良く助かっています。だいたい週2日は利用していますね。 また、映像データは容量が重いので、メールではなくメモリーカードで手渡しするのですが、渋谷だったら得意先も来やすいので、双方にとって楽!という利点もありますね。


撮影を通して感じた渋谷の「オープン」な性格

Q6:渋谷という街にはどのような印象をお持ちですか?

渋谷は若者や動画を撮り歩くYouTuberもいて、時代の流行りが集まったような「ごちゃまぜ」感がありますね。個人的にはセンター街やハチ公側よりも、渋谷キャストがある宮下公園界隈のほうが落ち着いていて気に入っていますが(笑)
ただ以前、ハチ公前でインタビュー撮影をしたときに、人に声をかけやすくて驚きましたね。オープンマインドなのか、柔軟だからか、テレビ取材を見慣れているからかはわかりませんが、怖がらずにこちらの問いかけを応えてくれたのです。そこは渋谷の良いところのように感じますね。

Q7:これからの渋谷の街に期待することは?

渋谷というよりは、渋谷キャストならではのコミュニティ力に期待しています。co-lab千駄ヶ谷でもそうでしたが、シェアオフィスを利用し始めてから、ここでのつながりを通じて仕事を頂く機会が増えました。最近ではそれをきっかけに、専門学校で非常勤講師として週二回PhotoshopやIllustratorを教えています。これまでの「制作」という枠を超えた新しい仕事の分野にトライできるのは嬉しいですね。これからもチャレンジの幅を広げて、引き出しを増やしていきたいと考えています。

専門性の高いデザイナーですが、西森さんはどうやら独立してからのほうが、仕事の自由度は高まった様子です。インタビューには、これからの働き方へのヒントがたくさん詰まっていました。ひとつの仕事場や働き方に囚われずに、気持ちもワークスタイルもオープンにしているからこそ、人や仕事が集まってくるのかもしれませんね。

取材協力:
◆co-lab 渋谷キャスト
http://co-lab.jp/
◆D-MK
http://d-mk.jp/




ザ・スクランブルは渋谷の情報を集めて紹介するファッションマガジンです
  • facebook
  • twitter
  • hatena

pagetop