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クリエイター専門のシェアオフィスってどんなところ?co-lab渋谷キャストの入居者にインタビュー Vol.8

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2018/5/22更新

複合クリエイティブ施設「渋谷キャスト」。その中に位置するクリエイター特化型シェアオフィス「co-lab(コーラボ)渋谷キャスト」には、IT系から映画監督まで、約150人ものクリエイターが利用しています。

モットーは、面白いコト優先主義!フリースタイルフットボーラーの世界一を排出、そして地方創生まで考えられたミス・グランド・ジャパン運営まで手掛ける株式会社フェイスアップジャパンも、渋谷キャストを利用しています。

今回は日本発信の面白いコトを追求する同社代表、苅部修一さんにお話しを伺いました。

株式会社フェイスアップジャパン 代表 苅部修一さん

コストを低く、目標は高く 渋谷から世界へ発信される面白いコト

Q1:お仕事について教えてください。

2013年に創業し、現在は社員12名で、売上向上を目指すエンターテイメント的広告・PR業務をしています。ただそれだけだと盛況時と不況時で売上が変わってしまいますので、不況時でもクライアントのサポートをできるように労務問題のコンサルにも参画しています。

Q2:なぜ渋谷キャストを利用しているのでしょうか?

元々、co-lab代官山のシェアオフィスを利用していたのですが、社員が増えて手狭になったため、渋谷キャストに移りました。移転時にオフィスを構えようとも考えましたが、私達が入居している部屋は、完全の独立した空間であり、利用料金はかかりますが、シェアオフィスの会議室を利用出来るため、ランニングコストを抑えることができます。他にもクリエイターさんが近くで仕事をしているので、横のつながりでライトに制作系の仕事を相談しやすいなど、メリットが多いため利用しています。

Q3:“面白いコト優先主義”を掲げていますが、特に印象に残っている面白いコトはありますか?

クライアントの商品やサービスの売上が上がることも喜ばしいことなのですが、今後はきちんと自社でコンテンツを作らなければいけないと考えていました。

そんなときに京都・舞鶴で、音楽に合わせてリフティングをするフリースタイルフットボールのパフォーマンスをするチームに出会ったのです。当時既に日本チャンピオンでしたが、まだまだバイトをしないと食べていけない状況。そこで弊社でマネジメントし、社会人野球のような半分仕事半分練習のスタイルで雇い入れして2015年、日本人で初めてダブルルーティンという部門で世界チャンピオンとなり、東洋タイヤ様等多くの企業にスポンサードをして頂く事ができました。そして、DAZN(ダゾーン)でもイベント開催されるようになりました。収益化もですが、なによりも自社から世界チャンピオンを排出できたことは嬉しかったですね。

気持ち入れてマネジメントした人々が世に出ていくのは、社員のモチベーションにもつながります。他社をお手伝いして成果を上げるのも大切ですが、自分たちのコンテンツを出していくことが面白いと改めて気づくことができました。


ミスコンを祐天寺活性化につなげる?マクロ×ミクロのプロジェクト

Q4:最近力を入れているコンテンツはありますか?

ミス・グランド・インターナショナルという、世界約100か国参加する、世界5大ミスコンテストの一つの日本運営権を取得するに至りました。HISなど企業のサポートが入り、ミス・グランド・ジャパンを今年の7月末で開催することが決まっています。
これまでのミスコンは厳かな雰囲気でしたが、ここ10年ほどアジア発祥のミスコンはまるで東京のTGC(東京ガールズコレクション)のようにエンターテインメント化しています。舞台に100人上がって一斉に踊ったり、サッカーの代表応援みたいに観客も旗をもって走ったり、お祭り騒ぎなんですよ。

現在は書類審査中で、5月のセミファイナルで30人に、最終選考で15名に絞ります。運営側として単にきれいな女性を世に出すのではなく、世界で戦える女性に育てたいと考えています。特にアジアでミスを勝ち取るのは、シンデレラストーリーとなっています。実際に日本でもミスに参加した女性で自分に自信をもち、その後の人生を切り開いています。

またミスコンを地元還元という観点で、個人的に狙っていることがありまして……。 僕は祐天寺生まれで、長年東急沿線に住んでいて愛着もひとしおです。ただ、祐天寺は一部商店街がシャッター通りになるなど、街全体が落ち込んでいる現状があります。 そこで今回のミスコンを通じて、祐天寺の活性化に働きかけたいと考えています。


身近な街だからこそ、渋谷で起きている変化をありのままに楽しむ

Q5:東急線を愛用する苅部さんにとって、渋谷とはどのような街なのでしょうか。

渋谷は小さい頃からなじみのある場所で、小さい頃は祖母と一緒に渋谷に来るのが楽しみでした。土日は東急東横店で買い物をして上の遊園地で遊んだり、昔は映画館も渋谷がいちばん近かったため、東映まんが映画祭りを見に行ったり。中学、高校に上がっても、目黒の学校から自転車でゲームセンターにたむろして、チーマーたちとやんちゃもしましたね(笑)。社会人になっても渋谷で仕事をしているので、もう庭感覚ですね。

でも海外では、まだまだ渋谷の認知度は低いのが現状です。渋谷もどんどん変わっていきますが、海外の人でも当たり前に知ってもらえるような街になると面白いなと思います。

Q6:今後渋谷はどのような場所になってほしいですか?

建物や街が整備されていくのは喜ばしいことです。でも大人になってから知った百軒店など、古き良きところもあるので、渋谷ならではの雑多感は残っていてほしいと思います。
遊び場が池袋や新宿へ拡大しているので、若い人は昔ほど渋谷に来なくなっているのでは……と不安を感じつつ、ファッションウィークや年越しのカウントダウンなど、街を上げて盛り上がっているのを見るとまだまだ渋谷も進化してすると思っています。海外で少し地方に行くと渋谷を知らない方も多く、渋谷が世界的にもっと有名な街になれるように、その一旦を僕も担えたらと考えています。

世界に目を向けつつ、地元ともいえる渋谷や東京の街からオリジナルのコンテンツを発信していく苅部さん。お話から、“面白い”というモチベーションは、今も昔も街を進化させていくモチベーションとして根付いているのだと感じられました。まるでニューヨークのタイムズスクエアのように、スクランブル交差点で写真を撮る外国人の姿を見かけると、世界が渋谷に注目する日も近いのではないかと期待してしまいますね。

取材協力:
◆co-lab 渋谷キャスト
http://co-lab.jp/
◆株式会社フェイスアップジャパン
http://f-up.jp/




ザ・スクランブルは渋谷の情報を集めて紹介するファッションマガジンです
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