渋谷はおしゃれな街だけど、染まりたくない。私は私だから。
渋谷には昔から数多くのコンサートホールやライブハウスが存在する。日常的に路上ライブが行われ、時代の趨勢にもかかわらず、CDやアナログレコードを扱うショップがいまだ健在。街頭スピーカーからは、常に最新のヒット曲が流れてくる。実は最先端の音楽を発信する街でもあるのだ。EMILYは、この街でライブを行うミュージシャンのひとり。渋谷では今日もまた、音楽を通して人と人とがつながっていく。
渋谷は寂しがり屋にとって居心地がいい街。用がなくても受け入れてくれる。
お客さんの若い女の子たちも、渋谷なら安心してライブに来られるし。
友達に連れてきてもらう渋谷のカフェが楽しい。
でも、自分でよく行くのは、カフェよりも焼き鳥居酒屋とか。笑
モデルの仕事では、スタイルではなく、
雰囲気がいいと言われるようになりたい。
ミュージシャンとしては、自分のダサいところも情けないところも歌いたい。
渋谷から自分らしい音楽を発信していきたい。
私にとって渋谷は大事なことがある時によく行く街。自分がヴォーカルをつとめるJ-POPデュオHONEBONEのライブをはじめ、PVの監督さんとの打ち合わせ、モデルとしての撮影など、仕事を中心に大切な人たちと接点をもつ時は、たいてい渋谷になりますね。
路上ライブをよく見かけますが、けっこう立ち止まって聴いている人がいて、その光景を見るたびにミュージシャンにやさしい街だなと感じます。HONEBONEのファンは若い女の子が多くて、そういう子たちでも慣れ親しんだ渋谷なら気軽にライブを観に来られるのもいいところ。ライブの衣装を選ぶ時も、とりあえず渋谷に来ます。ステージ映えする洋服がたくさん売っていて、価格も手ごろ。オシャレな店員さんも多く、事情を話すとノリノリで一緒に洋服を探してくれるのはこの街ならではですよね。
HONEBONEはインディーズなので、より多くの人に知ってもらえるかどうかは自分たちの頑張りしだい。だから、つねに名刺とチラシを懐に忍ばせて、いつでも配れるようにしています。特に渋谷は大きなチャンスにつながる出会いが多いので、この街で生まれる、ひとつひとつのご縁を大切にしていきたいと思います。
EMILY(エミリ)
1990年東京生まれ。父は日本人、母はアメリカ人。J-POPデュオHONEBONEのヴォーカル担当。作詞・作曲もこなす。モデルとしても活躍中。フォロワー1万人を超えるinstagramのアカウントはEMILY_HONEBONE。9/26より渋谷タワーレコードにてセカンドアルバム『SKELETON』が発売。
HONEBONE公式サイト:http://honebone.wix.com/honeboneカメラマン:安藤きをく
スタイリスト:知念美加子
ヘアメイク:猪狩友介
ライター:石川博也
衣装協力:
◆〈VLADIMIR KARALEEV〉ワンピース・・・〈税込〉48,600円
※ 商品に関するお問い合わせ:
〈WUT〉東京都渋谷区神宮前5-1-15 1F
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