47都道府県の「麺」が勢ぞろい。 渋谷の〈d47 MUSEUM〉で、各地の麺を食べくらべ

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ラーメン、うどん、そば、そうめん、パスタ・・・まさに日本は麺大国。しかも各地域ごとに、地元民から愛されている独自の麺が存在するって知ってました?都心の真ん中渋谷で、その奥深さを体感できる注目の展示が開催中です。

47個の展示台スペースを使って47都道府県のご当地品を様々なテーマで紹介している、渋谷ヒカリエ8階のd47 MUSEUM。最新のイベント「47 麺 MARKET – 47 都道府県のローカルな麺集めました-」では、会場内に全国津々浦々の“麺”がズラリと勢揃い。
その土地の気候や風土から生まれた伝統食、<富山県>となみ野農業協同組合の「大門素麺」や地域おこしの一環として新たに開発された名産品、<栃木県>小山商工会議所の「かんぴょううどん」、地元で愛されスーパーでも販売されている定番の即席麺、<福岡県>マルタイの「マルタイラーメン」などなど、担当者独自のリサーチによって選定されたいずれも好奇心をそそられる麺ばかり。
会場での購入も可能ですので、ぜひこの機会に各地の麺を食べ比べながら日本の食文化の多様性に触れてみては?

楽しみ方その1:手書きのコメントPOPに注目!

展示された麺には、製造方法や素材、地元での食べ方や生産者オススメの食べ方などが手書きで記されています。
写真は長野県・河昌がつくる納豆酵素が含まれたうどん「おざんざ」の食べ方指南。
ますます食欲がそそられます・・・。

楽しみ方その2:d47食堂で、麺を実食

展示に連動して、同じ渋谷ヒカリエ8階にある「d47食堂」では、展示された麺を使った定食メニューを11月9日(月)までの期間限定で提供中。
付け合わせにまで地域のこだわりがつまったメニューは必見(必食?)です!
写真は10月20日(火)からの限定メニューで、宮城県・きちみ製麺の「手延白石温麺」を使った宮城定食。

楽しみ方その3:書籍でさらに知識を増やそう。

展覧会の内容をまとめた公式書籍『47 麺 MARKET – 47 都道府県のローカルな麺から、日本の食の個性を見る』(ナガオカケンメイ・D&DEPARTMENT PROJECT /1,000円(税抜))も好評発売中。展覧でさらに興味を持った方は、この本を読んで家でじっくり知識を深めるのもアリかも。

たかが麺、されど麺。
美味しく食べていた麺の裏側には、地域ならではの様々な工夫やこだわり、生産者の想いが詰まっているんですね。

「47麺 MARKET―47都道府県のローカルな麺集めました―」
(渋谷ヒカリエ8F 8/ d47MUSEUM)
会期:10月25日(日)まで   11:00~20:00(入場は19:30まで)

※記事の内容は公開時点の情報です。価格等の情報については変更している可能性がありますのでご了承ください。
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