バレンタインの人気ショコラを知り尽くす東急百貨店の菓子バイヤーが「5,000円台」のおすすめチョコをご紹介。世界的に知られるスペシャルチョコレートとして〈パレスホテル東京〉と〈パティスリー・サダハル・アオキ・パリ〉の登場です!
特別感のある“5,000円台”のチョコレート。贈るなら絶対にハズしたくない! 老若男女の誰もが思わず「キャッ♪」となるようなチョコレートはどう選べば?
「贈られた人にとって、箱いっぱいのチョコを見ながら『どれを食べよう?』と迷えるのは至福の時間。5,000円台になればおいしくて高級感があるのはもちろんのこと、粒の数でも勝負できるのがいいところです。また、近年は一見チョコには見えない意外性のあるものもたくさん登場しているんですよ。今回は“えらべる喜び”と、常識を覆す“驚き”を同時に贈れる名品を2つご紹介しましょう!」(東急百貨店バイヤー・鹿島淑子さん)
ホテル好きの間ではすでに名を知られた存在である「千代ちょこ」。もとは〈パレスホテル東京〉の2012年のリニューアルを機に“最上質の日本”を表現するシグニチャーアイテムとして誕生したんだとか。
そのパッケージは、まるで乙姫様の玉手箱のよう。2段構えのふたを開くと、中からは極薄の千代紙…いいえ、ショコラが出てきました!
「こちらはバレンタインにかぎらず購入可能で、東急百貨店でもクリスマスなどに販売しているのですが、繊細な美しさと意外性で万人にウケており、毎年すさまじい人気です。カップルではなく家族みんなで楽しみたいとき、斬新なもので冒険するより定番でハズレがないものを選びたいときなどにも重宝されているようですね!」(鹿島さん)
模様は、江戸千代紙や着物といった日本伝統の柄。1枚1枚すべて柄が異なり、それぞれに風味やカカオ配合率も違うのです。持っていると、指の熱だけで柔らかくなってくる繊細さ。ほおばると舌の上でとろけます。
個人的においしかったのが「金模様」。まず苦味がきて、次第にほんのりとした甘みへと移り変わっていきます。こんなに薄いのに、味わいにグラデーションがあって、口の中で変化していくのが見事!
ちなみに、2021年の限定デザインとして、イラストレーターのWALNUT氏とコラボレーションした「Chiyo Choco ~2021 edition~」も登場しますよ!
▼「千代ちょこ」(12枚) 5,616円(税込)
▼「Chiyo Choco ~2021 edition~」3,348円(税込)
サダハル・アオキといえば、今、世界で最も注目される日本人パティシエの一人。花の都パリのマダムたちに「(サダハルのチョコを)身体が欲してるの」と言わしめるほどの実力を、あますことなく味わえるのがこの「ボンボン ショコラ」です。
純白のパッケージのイメージは「パレット」だそう。ふたを開けてみると、色とりどりの絵の具のようなチョコレート! 鮮やかな12色がずらりと並ぶ様子は壮観です。
「世界でも注目されているブランドとしてすでに知名度が高いので、贈られる側も安心。和と洋のコラボレーションを楽しめるおしゃれな逸品として、上質を知る大人のバレンタインにぴったりですよ」(鹿島さん)
色ごとに味がちがうのも魅力。12個の味を紹介すると、セザム、シトロン、ワサビ、バンブー、ユズ、パッション、ヴァランシア、フレーズ、フランボワーズ、キャラメル、カフェ、ミルティーユ。
キャラメルなど王道のものから、バンブーなどの意外性のあるものまで多彩なラインナップで、厳選の抹茶、黒ゴマといった和素材がふんだんに使われているのも特徴。パリっ子たちに評判の味の話やワサビとショコラの相性の良さなど、読んでいて楽しい解説リーフレットもついています。
また、今年のバレンタインは「キャラメル サレ マッチャ」、ピスタチオのガナッシュにサクランボを加えた「ピスタッシュ スリーズ」の3種の新作が入った「AOKI 2021」(6個入り)も登場しています。こちらもどうぞお見逃しなく。
▼「ボンボン ショコラ 12P」(12個入り) 4,968円(税込)
▼「AOKI 2021」(6個入り)3,078円(税込)
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