【完全版】自宅で簡単にできる爪のケア!爪の甘皮や表面・形を整えよう

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ヘアケアや肌のケアを気にする人が多い一方で、爪や手先のケアが疎かになっている人も少なくないはず。特に水仕事が多かったり冬場になると乾燥したり、気が付いたときには手先や爪がカサカサになっていることも…。

毎月ネイルサロンで、爪をケアしてもらうのが理想ですが、時間もお金もかかるので、なかなか難しいですよね。そこで今回は誰でも自宅で簡単にできる爪のセルフケア方法をご紹介します。

爪のケアは具体的に何をやればいいの?

美しい爪の条件は主に3つ。甘皮が上手に処理されているか、爪の長さや形が整っているか、表面が整っているか、が決め手になります。この3つの条件に沿って、以下のステップで爪のケアを進めてみてください。

【ケアの3ステップ】
1.甘皮の処理
2.爪の長さや形を整える
3.爪の表面を整える

健康な爪の条件

そもそも、健康的で美しい爪とは、一体どんな爪なのでしょうか?

【健康的で美しい爪の条件】
・ピンクの部分が長い
・先の部分が半透明
・ささくれがない
・爪表面に縦線がなく厚みがしっかり

意外と簡単そうに見える条件でも、全てクリアできる人は少ないのではないでしょうか。家での爪のお手入れとして、爪切りでパチパチと切っているだけの人もいますよね。しかしそれは爪にとって悪影響の可能性もあります。

爪切りは一箇所にかかる負担が大きく、その衝撃で爪が割れてしまったり、将来的に二枚爪になる可能性があると言われています。後ほど説明しますが、できれば爪切りではなく爪やすりを使って長さを整えましょう。

爪ケアに欠かせないグッズ

自宅で爪のケアをするために、まずはケアグッズを一通り揃えておきましょう。ご紹介するグッズは100円ショップなどでも販売しているので、比較的リーズナブルに揃えることができます。一度揃えてしまえば、あとは継続してケアするだけなので、ぜひ検討してみてください。

【準備するもの】
・耐熱性ボウル(ぬるま湯を入れるもの)
・プッシャー
・コットン
・甘皮専用カッター(キューティクルニッパー)
・かたい爪やすり(目の粗いやすり)
・かたい爪やすり(目の細かいやすり/200~240グリッド)
・スポンジの爪やすり(爪の表面用/220グリッド〜)
・シャイナー(爪磨き)
・オイル・クリーム

【STEP1】甘皮を処理してすっきり!

まず、最初に甘皮の処理をしていきましょう。少し面倒に感じるかもしれませんが、甘皮処理をした爪としていない爪では見栄えが大きく違ってくるので細かい部分も念入りにケアしておきましょう!

甘皮とは、どの部分?

甘皮とは「爪上皮(そうじょうひ)」とも呼ばれ、爪のつけ根の皮膚と爪との境目にある薄い皮のことをいいます。本来は爪の根本で爪を保護するためのものなので、なるべく傷つけずにお手入れしましょう。

【甘皮が伸びるデメリット】
・爪の水分・油分が奪われる
・爪が乾燥する
・ささくれの原因となる
・爪が綺麗に見えない
・爪全体が短くぽってりした印象になる

甘皮処理の方法

甘皮はしっかり処理すると爪が綺麗に見えて、爪の乾燥やささくれを事前に防ぐことにも繋がると言われています。頻度は2週間に1回がおすすめ。

【甘皮処理の方法】
① 指をぬるま湯につけて甘皮を柔らかくする
② プッシャーで甘皮を押し上げる

③ 綿棒やコットンで甘皮を拭き取る
④ 長くて邪魔な甘皮は専用カッターなどで切る
⑤ オイル・クリームなどを塗り込む

お湯につけて甘皮を処理した後は乾燥が生じやすくなるので、なるべく早くオイルやクリームを塗り込んで保湿してあげましょう。

必要以上に甘皮を取り除いてしまうと、雑菌の侵入を防ぐ甘皮がなくなり炎症が起こってしまう可能性があります。その結果、黒ずみや指先が腫れてしまうこともあるのでやり過ぎには十分気をつけて処理していきましょう。

【STEP2】爪の長さや形を整える!

甘皮の処理が終わったら、次は爪の長さや形を整えましょう。ネイルサロンに行ったことのある人であれば知っているかもしれませんが、爪の形は整え方次第で様々なアレンジができます。一度やり方を覚えてしまえば、簡単にできるのでぜひチャレンジしてみてください。

【理想の爪】スクエア型って!?

爪の形でおすすめなのは、「スクエア型」と呼ばれるなだらかな四角形のもの。先端が丸まっている爪だと先が何かにぶつかった時に衝撃が一点に集まりやすく、割れてしまうことも。しかし、先の部分が平らではなくゆるやかなカーブで、角も丸みを帯びた四角形は、衝撃にも強く衣服に引っかかる恐れもないのでおすすめです。

また、爪整える際に短くしすぎるのはおすすめできません。短くしすぎると、皮膚と密着しているピンク部分が皮膚から離れていくリスクがあります。最低でも先端の白い部分は2mm残して、ピンクの部分が皮膚から浮いていかないようにしておきましょう。

爪の整え方

では、ここからは爪の整え方を解説します。

【爪やすりを使った爪の整え方】
① 爪と垂直に爪やすりを当てて、一定方向にだけ動かして長さだけを整える

② なだらかな四角形のカーブを作る
③ サイド部分の長さを整える

【STEP3】爪の表面を整える

爪の長さが整ったら、柔らかいスポンジのバッファー(爪やすり)で爪の表面を整えていきます。

これを「バッフィング」と言います。

使用するバッファーは数字が大きくなるほど目が細かくなっていき、220以上のものを使用するのがおすすめです。爪やすりには様々な素材のものがありますが、爪表面を整えるには必ずスポンジ素材のものを使いましょう!かたい爪やすりを使用すると爪の表面を整えるどころか、削れてしまうので要注意です。

目指せ艶々!爪の表面の整え方

では、バッフィングの手順を説明していきます。

【バッフィング】
1.オイルを爪になじませる
2.力を入れすぎないように注意しながら表面の凹凸を削る
3.爪磨き専用シャイナーを爪に密着させ、爪を磨く
4.ネイルオイルを馴染ませる

表面を整える=表面を削っているので、オイルでしっかり保湿するようにしましょう。また、マニキュアを塗るのであれば特に爪の表面は綺麗に整えてから塗った方が綺麗に見えます。

爪の保湿にはオイル!

ネイルオイルとは、爪の生え際の乾燥を防いで保湿してくれるオイルで、キューティクルオイルとも呼ばれます。健康な爪を育てるためには、水分、油分、保湿力が必要と言われています。ですので、オイルを日常使いすることによって爪を健康に保てる効果が期待できます。

ハンドクリームでもよいのでは?と思う人も少なくないのですが、、実はそれぞれ役割に違いがあります。

・オイル
皮膚の奥まで浸透し、爪の美容液のような役割
・ハンドクリーム
皮膚表面にとどまり、皮膚の保護の役割

もちろんハンドクリームも効果がないとは言いませんが、爪の保護により効果的なのはネイルオイルだということを覚えておきましょう。

【ネイルオイルの塗り方】
① 適量を爪の生え際にサッとのせる
② 指先に向かって馴染ませる
③ 爪のサイドや下にも入れ込む

ボトルタイプ、スティックタイプ、ロールオンタイプなど、様々なタイプがあるのでぜひご自身にあったタイプのオイルを探してみてください。

まとめ

今回は自宅で簡単にできる爪のケア方法をご紹介しました。これまではただ爪の長さを整えるだけだった方も、ぜひ今回ご紹介した爪のケアに挑戦してみてください。

※記事の内容は公開時点の情報です。価格等の情報については変更している可能性がありますのでご了承ください。
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