日々めまぐるしく変化し続ける渋谷。
注目の女性と一緒に渋谷に赴き、フィルムカメラで今日の渋谷を切り取る。
スタイリッシュな外見から繰り出される切れ味のいいコメントやボケ。メディアの注目を一心に集めるお笑い芸人、ラランド・サーヤ。その視線を味方につけながら、軽やかに業界を駆け抜けるサーヤが宇田川町でひと息つく。
「先日占いの番組に出演したら、占い師の方に運勢がぶち上がる場所は“渋谷”、と言われて驚きました。実は今、勤務地も事務所も渋谷なんです」
「東京出身ですが、都下なので、渋谷はハードルの高い街。センター街なんて怖いところだと思っていました(笑)。
でも今では1番よく来る街です。遊んだり、食事をするのも渋谷が多くなって。いまでも自分の生活圏に渋谷があることが驚きです」
「芸人×会社員という2足のわらじやフリーランスで注目を集めるようになって、取材が入ったりと、名前を知ってもらうフックになっていて、とてもありがたいです。
ですが、芸人よりも会社員というプロフィールや、フリーランスの男女コンビという物珍しさでキャスティングされてるんだろうな、と思うことが多かったんです」
「でも2020年の後半辺りからフリーランスや二足のわらじという肩書きやスペックよりも、ラランド・サーヤとしてのキャスティングが増えてきたように感じます。周囲の反応が手のひらを返したように変わったな〜って(笑)。
テレビ業界が時代に合わせて少しずつ変化していることを肌で感じていますね」
「3月4日に個人事務所の設立と大阪進出を発表させてもらいました。
大阪の笑いの空気を知っているのと知らないのでは、知っている方が必ず今後の糧になると思って決断しました。茨の道なことは承知の上ですが、ここからどんどんお笑い偏差値を上げていきたい」
「2019年のM-1グランプリで準決勝まで行けたことがラランドのターニングポイント。
そこからラランドの認知度がグッと上がりました。
事務所を設立したのも、賞レースに力を入れるため。
賞レースで優勝することがラランドとしての1番の目標なんです。現場の空気を変えられるお笑い芸人を目指していきたいです」
“サーヤ
1995年生まれ、東京都出身。
上智大学の同級生だったニシダと2014年にお笑いコンビを結成。以降事務所に所属せずフリーランスとしてコント漫才を武器に活動。2019年に『M-1グランプリ2019』で準決勝進出。会社員と兼務していることでも注目を集める。
【Web】https://www.lalande.jp/
【Instagram】https://www.instagram.com/sa__yah/
■Make Up Item
アイシャドウ:〈シュウ ウエムラ〉クロマティックス アズキ フラッシュ 〈税込〉8,140円
リップ:〈シュウ ウエムラ〉ルージュ アンリミテッド アンプリファイド BR 794 〈税込〉3,740円
■Information
〈シュウ ウエムラ〉
+Q(プラスク)ビューティー 渋谷スクランブルスクエア ショップ&レストラン6階
TEL:03-3409-0769
写真:湯浅亨 ヘアメイク:浅野絢美(LECO) 編集:高橋優璃