日々めまぐるしく変化し続ける渋谷。
注目の女性と一緒に渋谷に赴き、フィルムカメラで今日の渋谷を切り取る。
蝶はサナギが透き通ったら羽化の合図。その一瞬はなかなか捉えられないもの。
女優・河合優実は今、まさに羽化の瞬間。艶やかさとあどけなさが共存した、その貴重な束の間を奥渋谷で観察する。
「渋谷は高校への通り道だったんです。遊びに行く感覚もないくらいの日常の場所。渋谷で待ち合わせをするときは、井の頭線のコンコースからスクランブル交差点を眺めながら待っていました。」
「え、Bunkamura改修工事をするんですか?
……今の事務所に所属することが決まって、マネージャーさんと今後どんな俳優になりたいかを話している時、『どこか目標とする舞台があってもいいんじゃない? 例えばBunkamuraシアターコクーンとか』と言われて、夢の舞台のひとつだったんです。昨年、松尾スズキさんが演出する舞台に立たせていただいて、感激しました。」
「袖に立った時、『シアターコクーンの匂いだ!』と感動。それぞれ劇場ごとに匂いがあって、コクーンにも独特の匂いがあるんです。渋谷のいいところは変化があるところですが、Bunkamuraの改修はちょっとさみしいですね。」
「小学生から始めたダンスは高校まで続き、自分で振り付けもしていました。
文化祭でそれを披露する舞台に立ったのですが、観てくれた友だちが笑ったり感激して泣いている反応を見て、エンターテイメントの魅力にとりつかれました。
人の心を動かせるその瞬間に立ち会えるところがすごく好きです。」
「オーディションにチャレンジして、落ちたり受かったりを繰り返していたらあっという間に2年が経ちました。
オーディションに行くと、私と同世代で芸歴が10年以上を超えている方や、びっくりするほど可愛い女の子がいっぱいいるんです。
芸歴や経験が浅いことがコンプレックスだった時期もありましたが、今では普通の10代を過ごした時間が長いことが私の経験だと思っています。」
「今はアクションもコントも踊ることもなんでも挑戦していきたい。
もちろん、原点が舞台なので、どんな舞台も立ちたい。めっちゃ楽しいんです。
一生エンターテイメントに関わっていきたいと思っています。」
“河合優実”
2000年生まれ、東京都出身。2019年映画『よどみなく、やまない』で主演デビュー。2020年に放映された森永inゼリーのCMで一躍注目の女優に。
舞台、映画、ドラマ、MV、CM、モデルなど多岐に渡り活躍。8月6日(金)公開の「サマーフィルムにのって」、9月公開の「由宇子の天秤」と立て続けに出演作が公開される。
【公式HP】http://dongyu.co.jp/profile/yuumikawai/
■Make Up Item
アイシャドウ:〈ルナソル〉アイカラーレーションEX12、EX13〈税込〉6,820円
フェースカラー:〈ルナソル〉シークレットシェイプパレット EX01〈税込〉6,050円
リップ:〈ルナソル〉プランプメロウリップス サテン EX02 〈税込〉4,400円
アイライナー:〈ルナソル〉フラッシュクリエイター EX06 〈税込〉3,300円
ネイル:〈ルナソル〉ネイルポリッシュ EX13 〈税込〉2,200円
※全て7月16日(金)数量限定発売
■Information
〈ルナソル〉
+Q(プラスク)ビューティー 渋谷スクランブルスクエア ショップ&レストラン6階
https://www.tokyu-dept.co.jp/scsq/shop/detail.html?shopcode=kanebo
写真:湯浅亨 ヘアメイク:浅野絢美(LECO) スタイリスト:和田ミリ 編集:高橋優璃