部屋にあるだけで心が和む花。いつも花がある生活は憧れますよね。花はちょっとのコツで長持ちさせることができます。今が旬のお花とお手入れ方法を知って、日常的に花を飾りませんか? 今回は秋に旬を迎えるバラ。11月22 日の“いい夫婦の日”に向けて、バラを上手に飾るコツを知っておきましょう。
春と秋の2回に旬を迎えるバラ。秋のバラは色のノリがよく、バラの艶やかさがより一層楽しめます。
芍薬咲きといった、芍薬のようにふわふわと柔らかな花びらの品種や、高芯咲きのクラシックな形までさまざまな種類が楽しめます。
また、香りがよく、部屋に素敵な香りを届けてくれるのも秋のバラの特徴です(品種による)。
潔く、バラだけで飾って本来の美しさを楽しむのも良し、最近では明るいグリーンやシルバーグリーンなどの緑を混ぜるのもトレンド。
特にアンティークカラーと呼ばれる、人気のくすみ系カラーとグリーンは好相性。品の良さはキープしつつ、親しみやすい雰囲気になるので、敷居が高そうなバラも、カジュアルに楽しむことができます。
涼しい秋はこまめな水換えで比較的長く楽しめるので、コツを知って長持ちさせましょう。
水の量
水をよく吸うので、水の量は多めに。
茎の切り方
斜めにカット。なるべく鋭利にカットしてあげるのが長持ちのコツ。
もし大きなトゲがついていたら、取ってあげて雑菌の増殖を防ぐ。
その他長持ちのコツ
・頭が重く、水が下がりやすいので、花首が下がってきたら、切り戻しをした後、新聞紙などで数輪まとめて全体をぎゅっと3~4時間巻いて深水に入れておくと、シャッキリする。
・乾燥に弱いので、暖房に直接当たらないように気をつける。
・直射日光はNG。
ヨーロッパではプロポーズをする際に12本のバラを渡し、OKだったら誓いの意味も込めて1本抜いて、相手の胸元に挿すという風習があるのはご存知ですか?
最近、日本でも徐々にその風習が広まりはじめているんだそう。豆知識として覚えておいてみては?
■Information
〈Hibiya-Kadan Style 渋谷ヒカリエShinQs店〉
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