料理研究家・河瀬璃菜のデパ地下レシピ「ぼっかけ焼きそば」

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美味しい料理が所狭しと並ぶ、みんな大好きデパ地下!そのまま食べても、もちろん美味しいですが、一工夫加えるだけで一気に豪華な一品になるレシピを紹介します。お惣菜を多めに買いすぎた日や、ちょっといつもと違ったアレンジで食べたい日にぜひ作ってみてください。

こんにちは。料理研究家の河瀬璃菜です。

暑かった夏も終わり、過ごしやすい日が続き気持ちのいい毎日ですね。今回ご紹介するレシピは「ぼっかけ焼きそば」。
「ぼっかけ」とは、牛スジ肉やこんにゃくを甘辛く煮込んだ神戸のソウルフード。地元ではうどんにかけたり、お酒のおつまみにしたりと長年愛されている料理です。
このぼっかけを混ぜて作る「ぼっかけ焼きそば」が大好きで、今回は神戸で食べたあの味を再現するべく作ってみました。

材料を購入したのは、渋谷 東急フードショー②(しぶちか)にある、名古屋発祥のおふくろ惣菜の店「まつおか」。

忘れかけている日本の食文化や季節や旬の味を大切に、どこか懐かしくほっとするおふくろの味を、出来立て、手作りにこだわり作った和惣菜のお店です。

今日購入するのはこちら。一番人気の「国産牛すじのしぐれ煮 100g/670円」。

濃厚でぷるんっとした見た目が最高に美味しそう。一番人気というのも頷けます。二人で1本でもいいくらいのボリュームにびっくり!

牛すじを一から煮込むのは時間がかかるし、大変ですがこちらの牛すじ串を使えば手軽に「ぼっかけ焼きそば」を作ることが出来ますよ。

早速レシピを紹介しますね。

ぼっかけ焼きそば

材料(1人分)

牛すじ串のしぐれ煮・・・1本
キャベツ(ざく切り)・・・80g
焼きそば麺・・・1袋
天かす・・・大さじ2
青ネギ(小口切り)・・・適量
ソース・・・大さじ1
ウスターソース・・・小さじ1
サラダ油・・・適量
塩胡椒・・少々
酒・・・大さじ1

作り方

1、中火で熱したフライパンにサラダ油をひき、キャベツと塩をひとつまみ入れたら炒める。

2、1に焼きそば麺と酒を加え、ほぐしながら炒め合わせる。

3、2に串から外した牛すじ串、天かすを加え炒め合わせたら、ソース、ウスターソースを加えさらに炒め合わせる。

4、3を器に盛り、青ネギを散らす。

濃厚でぷるんっとした牛すじの旨味が麺に染み渡り、ソースがうまくそれをまとめてくれてます。天かすを入れることで食感やコクを出すことができるのでオススメです。
ソースはダブル使いにすると味が立体的になり複雑みが増しますよ。

ぜひお試しくださいね。

■渋谷 東急フードショー②(しぶちか)「まつおか」
https://www.tokyu-dept.co.jp/shibuya_foodshow/shop/detail.html?shopcode=koton_matsuoka

※記事の内容は公開時点の情報です。価格等の情報については変更している可能性がありますのでご了承ください。
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この記事を書いたライター
河瀬璃菜
lina kawase
河瀬璃菜 りな助(料理研究家・フードコーディネーター) 1988年5月8日生まれ。福岡県出身。レシピ開発、商品開発、食の企画やコンサル、レシピ動画制作、企画執筆、編集、イベントメディア出演、料理教室など食に纏わる様々な活動をしている。 SONY XperiaのCMやKIRIN本麒麟の広告への出演などその活動は多岐に渡る。 近年では地方を元気にするための6次化商品の開発に力を入れている。 著書「ジャーではじめるデトックスウォーター」「決定版節約冷凍レシピ」「発酵いらずのちぎりパン」 など
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